平成26年度実施一覧

  1. 2月9日(月)7限<総合的な学習の時間>進路講演会
     外部講師をお招きして講演会を開催しました。
     理系の生徒を対象にした講演会では、大学の先生から、工学部のさまざまな研究内容を紹介していただきました。
     文系の生徒を対象にした講座は5つ開講され、生徒はその中から希望する講座をひとつ選んで、聴講しました。
  2. 理系
    『工学部紹介~社会に貢献するさまざな研究』
    講師:信州大学工学部環境工学科 飯尾 昭一郎 准教授

    文系1
    『夢を叶えたひまわりch』
    講師:ひまわりネットワーク株式会社 法人営業部担当部長 高坪 敦子 氏

    文系2
    『世界にはばたくトラベルプランナー』
    講師:株式会社JTB中部 豊田支店営業課長 清水 忠司 氏

    文系3
    『伝える文化 豊田の生きた歴史』
    講師:
     豊田市民芸館 館長 児玉 文彦 氏
     豊田市民芸館 主査 三宅 浩幸 氏
     豊田市教育委員会文化財課 指導主事 日高 則行 氏

    文系4
    『障害者によりそう歩行訓練員』
    講師:NPO法人愛知視覚障害者援護促進協議会 副理事長(視覚障害歩行訓練指導員) 坂部 司 氏

    文系5
    『地域の真実を伝えるプレスマン』
    講師:とよたみよしホームニュース 編集長 加藤 真司 氏

  3. 12月19日(金)進路講演会
    『ノーベル賞の生まれるところ』
  4. 9月27日(土)国際理解教育
    『国際機関(アジ開発銀行)勤務で学んだこと』

進路講演会 『工学部紹介~社会に貢献するさまざな研究』

講師:信州大学工学部環境工学科 飯尾 昭一郎 准教授
講演日:平成26年2月9日(月)


 信州大学工学部環境工学科の飯尾昭一郎先生をお招きし、1・2年生の理系生徒を対象にお話をしていただきました。

 飯尾先生のご専門である「ナノ水力発電」をはじめ、工学部のさまざまな学科や専攻の研究内容を、スライドを使って高校生にもわかりやすく説明してくださいました。そして、工学の研究成果が、社会の様々なところで役立っていることがよくわかりました。また、工学部と理学部で学びや研究内容は、近年あまり差がないとのことでした。

 飯尾先生に同行した本校卒業生(29回生)の小川和也さんも、海水からレアメタルのリチウムを取り出すというご自分の研究内容について発表してくださいました。


進路講演会 『夢を叶えたひまわりch』

講師:ひまわりネットワーク株式会社 法人営業部担当部長 高坪 敦子 氏
講演日:平成26年2月9日(月)


 ひまわりネットワーク(株)の高坪敦子さん(14回生)が、進路を決め仕事をしていく上での体験談を文系生徒70名に話してくださいました。南高の卒業生ということもあり、身近な大人の生き生きした働きぶりに生徒も興味津々のようでした。

 高坪さんは、今は法人営業部の担当部長を務めていらっしゃいますが、十年以上メディアサービス部で「とよたNOW」や「めざせ!甲子園!!」などの番組制作に携わってきたそうです。急成長したとはいえ設立25年という若い会社なので、一人でカメラなどの重い機材を抱え、取材して編集しアナウンスもするという、どんな仕事もこなさなければならなかったのは苦労でもあり、楽しみでもあったと言われます。体を動かし、人と接する仕事がしたいという漠然とした夢だけで飛び込んだ職場で、「学生時代にもっと勉強しておけば今の役に立ったのに」と悔やむことも多かったそうですが、「気合いと愛嬌で乗り切った」と話される通り、明るくソフトな語り口は人を引きつけるものがありました。重い機材をヒョイと抱える体力、「百万円もするんだよ」と生徒にカメラを触らせる気さくさ、そして何より、常に変わらぬ向上心が印象的な講演でした。

進路講演会 『世界にはばたくトラベルプランナー』

講師:株式会社JTB中部 豊田支店営業課長 清水 忠司 氏
講演日:平成26年2月9日(月)


 修学旅行でもお世話になったJTB豊田支店営業課長の清水忠司氏(7回生)に講演をお願いしました。

 旅行業に興味のある生徒も多く、141名の生徒が熱心に講演を聴きました。

 JTBの従業員は二万人を超え世界規模であるとか、今後の成長産業であるといったお話などを聴くことができました。生徒の学部学科選択の参考になるだけでなく、実社会の現場の話はとても有益なものでした。

 清水氏は本校の卒業生でもあり、後輩に寄せる熱き思いを感じることができました。講演を聴いた生徒諸君も、社会で活躍する人材として成長してくれるものと期待しています。


進路講演会 『伝える文化 豊田の生きた歴史』

講師:
 豊田市民芸館 館長 児玉 文彦 氏
 豊田市民芸館 主査 三宅 浩幸 氏
 豊田市教育委員会文化財課 指導主事 日高 則行 氏
講演日:平成26年2月9日(月)


 豊田市民芸館の先生方3名をお招きし、豊田市民芸館の魅力や、民芸館の展示品、そこで働く「学芸員」などについてお話していただきました。

 展示品などのことももちろんですが、豊田市民芸館は市の施設であるため、豊田市民芸館で働く学芸員の方が「公務員」である事が生徒には新鮮に感じられたようでした。

 館長の児玉先生は大学で地理学を専門に学んだそうです。現在はその内容が活きる仕事に就いているが、それまでには大学で学んだ内容と特に関わりのない仕事も経てきたこと、また仕事に就く上では社会的コミュニケーションがとれることが重要であること、高校生へのメッセージとして郷土や日本の伝統文化を知ることが大切であることなどを熱心にお話してくださいました。

 昨年まで中学校で教鞭をとっていらした日高先生が今は市の文化財課で民芸館に関わりのある仕事をしているということも驚きだったようです。生徒の「学芸員」「公務員」という漠然とした仕事のイメージが、少しはっきりしたものになり、大きな収穫でした。


進路講演会 『障害者によりそう歩行訓練員』

講師:NPO法人愛知視覚障害者援護促進協議会 副理事長(視覚障害歩行訓練指導員) 坂部 司 氏
講演日:平成26年2月9日(月)


 NPO法人愛知視覚障害者援護促進協議会の坂部司さんが、障害者の方がどのように社会参加していくのかを話してくださいました。障害者の分類には身体障害(肢体・視覚・聴覚・内部)、精神障害、知的障害があり、複数の障害を抱えている方もみえると話してくださいました。坂部さんの団体ではその中の視覚障害を抱えている方の支援をしているそうです。

 視覚障害を抱えている方は目からの情報(視力・視野・奥行き・色覚)入手が困難でさらに一人で歩くことや読み書きが困難なため仕事に就くことが大変だそうです。

 また、視覚障害には先天性と後天性があり、少子化の影響から先天的に視覚障害を持って生まれてくる人は減少の傾向にあるそうですが、事故や病気の影響で視覚を失ってしまう人は増えているそうです。東北の震災支援の話では誰が視覚障害なのかが分からず十分な支援をするまで時間が掛かったことや市役所に情報開示を求めても応じてくれないという苦労話を聞かせてもらいました。

 生徒からの「障害を持っている方の気持ちをどのように理解して接していくのか」という質問に対して「障害を持っている方の気持ちを無理に理解しようとはせずに一緒に何かをすることが大切」と応えていました。


進路講演会 『地域の真実を伝えるプレスマン』

講師:とよたみよしホームニュース 編集長 加藤 真司 氏
講演日:平成26年2月9日(月)


 「とよたみよしホームニュース」編集長の加藤真司氏により、講演が行われました。

 あらかじめ氏に対して質問が寄せられ、それに対する回答という形式で会は進行しました。具体的に現場ではどのような仕事をしているか、新聞の構成はどのようになっているか、記事にするにあたっての注意事項、などへの回答が、加藤氏の経験に基づき、わかりやすく伝えられました。

 加藤氏自身理系出身でしたが、求人があり転職できたのは幸運であった、とのことでした。編集長とはいうものの「ノートにペン、カメラの3点セットを常に持ち、豊田・みよしエリアで仕事をしています」と謙虚かつ平易な表現ではありましたが「誤報をしないように細心の注意を払う 」という言葉には、記者としての矜持を感じました。生徒も記者の実際が体得できたようであり、有意義な会となりました。


進路講演会 『ノーベル賞の生まれるところ』

講師:豊田中央研究所 半導体材料プロセス研究室長 小澤隆弘 氏(工学博士)
講演日:平成26年12月19日(金)


 12月19日(金)の午後、外部講師をお招きして講演会を開催しました。1~3年生の生徒20名が参加しました。

 小澤氏は、名古屋大学工学部で、赤崎教授の研究室に在籍し、2年先輩の天野先生らと共に研究をされていました。赤崎先生、天野先生のエピソードを交えながら、研究・開発について語っていただきました。

 自分で決めたこと、自分のやりたいことこそがモチベーションを上げる。ノーベル賞の生まれるところは、研究室ではなく自分の心の中、誰にでもチャンスはある、と語ってくださいました。

 講演後の質疑応答に続いて、校長室でも生徒の質問に対応してくださいました。

 研究者のお話を直接聴くことができ、たいへん貴重な機会となりました。


国際理解教育 『国際機関(アジ開発銀行)勤務で学んだこと』

講師:株式会社三菱総合研究所 客員研究員 近藤 敏夫 氏
(元アジア開発銀行上級資源エコノミスト)
講演日:平成26年9月27日(土)


 9月27日(土)の土曜学習会の午後、外部講師をお招きして講演会を開催しました。

 20年以上にわたって、国際公務員として海外で活躍された経験をもとに、国際協力とは何か、日本人が国際社会で期待されていること、国際社会で通用する英語の使い方などについて、お話されました。

 自由参加で希望した、1~3年生の82名の生徒が聴講しました。

 講演後、生徒から次々に質問があり、止まりませんでした。講師の近藤先生が時間を延長して対応してくださいました。